以前かんばん方式のタスク管理サービス「Trello」を使ってから、Redmineでもかんばん方式使いたいと思っていたのですが、探してみたらやっぱりプラグインがあったので試してみました。
Trelloを使ってみた感想は以下から。
環境
使用したRedmineの環境は以下の通りです。
Redmine
- Redmine:3.4.13.stable.19578
- Ruby:2.4.1-p111
- Rails:4.2.11.1
プラグイン
- redmine_agile:1.5.2
導入手順
公式サイトよりプラグインをダウンロード
以下公式サイトよりプラグインをダウンロードします。
無料で使用できるLightプランの「Download now」をクリックします。
メールアドレスを入力するとダウンロードリンクが含まれるメールが送られてきます。Gmail等のフリーアドレスでも問題ありません。
えs
メール内のダウンロードリンクからプラグイン本体をダウンロードします。
プラグインフォルダに配置
ダウンロードしたプラグインを展開し、pluginsに配置します。
[root@localhost plugins]# ls README redmine_agile
以下コマンドでプラグインをインストール します。
bundle install bundle exec rake redmine:plugins NAME=redmine_agile RAILS_ENV=production
再起動後、Redmine > 管理 > プラグイン からRedmineプラグインの情報を確認し、Agileが表示されていればインストール完了です。
使用感
全体
Redmine全体を通してのかんばんの表示と、プロジェクト毎のかんばんの表示が可能。
Redmine全体のかんばん
プロジェクト毎のかんばん
1チケット:1かんばんで表示される。横軸はチケットのステータス。
ヘッダ部分は以下の書式となっているようです。
ステータス名(チケット数) 予定工数の合計h
設定面
かんばんエリア上部のオプションから細かい設定を行えます。
Board columns
横軸として表示するチケットのステータスを指定する。
Card fields
看板に表示する情報を指定する。基本的に見出しで何が表示されるか推測できるかと思いますので、推測できなさそうなものだけ列挙。
- In status
現在のステータスに更新されてからの経過時間を表示する - Last comment
チケットに対して追加された最新のコメントを表示する - プライベート
プライベートチケットを表示する
その他操作
かんばんの右下のふきだしから、画面遷移せずにコメントが可能。