【かんばん方式】RedmineにAgileプラグインをインストールする手順と感想

【かんばん方式】RedmineにAgileプラグインをインストールする手順と感想
                 
最終更新日から90日以上経過しています。

以前かんばん方式のタスク管理サービス「Trello」を使ってから、Redmineでもかんばん方式使いたいと思っていたのですが、探してみたらやっぱりプラグインがあったので試してみました。

Trelloを使ってみた感想は以下から。

環境

使用したRedmineの環境は以下の通りです。

Redmine

  • Redmine:3.4.13.stable.19578
  • Ruby:2.4.1-p111
  • Rails:4.2.11.1

プラグイン

  • redmine_agile:1.5.2

導入手順

公式サイトよりプラグインをダウンロード

以下公式サイトよりプラグインをダウンロードします。

無料で使用できるLightプランの「Download now」をクリックします。

メールアドレスを入力するとダウンロードリンクが含まれるメールが送られてきます。Gmail等のフリーアドレスでも問題ありません。

えs

メール内のダウンロードリンクからプラグイン本体をダウンロードします。

プラグインフォルダに配置

ダウンロードしたプラグインを展開し、pluginsに配置します。

[root@localhost plugins]# ls
README redmine_agile

 

以下コマンドでプラグインをインストール します。

bundle install
bundle exec rake redmine:plugins NAME=redmine_agile RAILS_ENV=production

再起動後、Redmine > 管理 > プラグイン からRedmineプラグインの情報を確認し、Agileが表示されていればインストール完了です。

使用感

全体

Redmine全体を通してのかんばんの表示と、プロジェクト毎のかんばんの表示が可能。

Redmine全体のかんばん

プロジェクト毎のかんばん

1チケット:1かんばんで表示される。横軸はチケットのステータス。
ヘッダ部分は以下の書式となっているようです。
ステータス名(チケット数) 予定工数の合計h

設定面

かんばんエリア上部のオプションから細かい設定を行えます。

Board columns

横軸として表示するチケットのステータスを指定する。

Card fields

看板に表示する情報を指定する。基本的に見出しで何が表示されるか推測できるかと思いますので、推測できなさそうなものだけ列挙。

  • In status
    現在のステータスに更新されてからの経過時間を表示する
  • Last comment
    チケットに対して追加された最新のコメントを表示する
  • プライベート
    プライベートチケットを表示する

その他操作

かんばんの右下のふきだしから、画面遷移せずにコメントが可能。

 

Redmineカテゴリの最新記事