気付けばプログラマになって6年経ち、SES企業に3年、受託開発企業に3年勤務していました。
それぞれの良いところ、悪いところを吸収して成長できた、つもりです。
SES契約の問題やメリットデメリットは数多のブログで語られているようだったので、
実際にSES企業から受託開発企業に転職して感じた事を語っていきます。
言わずもがな、個人の意見なので参考程度に。
勤怠面
ややゆるめ。
自分が携わっている案件の進捗が遅延していたり、問題発生していなければ
が許可されるくらいには。
(当然ながら、基本的にチームで動くのでよっぽど急用でなければ、いきなり休むのはモラル的に×)
もちろんその瞬間が順調でも、休んだ日に限ってバグが発生したりするものなのですが、
それでも休日関係なく
は今の所、経験無いです。
裏を返せばSES系企業の頃は有りました。
スマホの着信に怯えていた頃が懐かしい・・・。
自己管理ができる人にとっては居心地が良いかと思います。
技術面
常にレベルアップが求められる。
と思っていた方が良い気がします。
というのは、新しい技術の吸収などスキルアップしている姿勢が見られないと、同じようなプロジェクトにしか参加させてもらえないのです。
同程度の技術力を持つ人が2人居た場合、向上心のある人に仕事が集まるのは至極当然と言えます。
技術の移り変わりが激しい業界ですから、新しいことを学ぶ事が苦手な人はつらいかもしれないです。
私は元々好奇心旺盛な性格という事もあり、なんとか食らいついています。
仕組み的な面でいうと、スキルアップの為の勉強会への参加や情報誌は希望すれば費用は会社負担ですので、
向上心を保ち続けられる事も良い点かと思います。
対してSES系企業の時は勤怠さえしっかりしていれば何も言われなかったです。
あまり社員に興味が無いというか。
そういう意味では当時はモチベーションも低かったかもしれないです。
こういう環境でもモチベーションを維持して、スキルアップできる人が本当に優秀な人なのでしょう。
社内の雰囲気
この辺りはまさしく会社による。
なのですが、それを言ったら元も子もないので書きます。
前述した「技術面」とやや被りますが、社員それぞれのモチベーションは高いです。
受託開発は効率を上げれば上げるほど利益に直結するので、
効率化する為のツール等の導入も積極的です。
Redmine(プロジェクト管理)、Slack(コミュニケーション)など。
コミュニケーションも対面、チャット問わず頻繁に行います。
技術的な事に限らずヘルプを頼みやすい雰囲気です。
「誰目線だよ」と言われるかもしれないですが、
を社員それぞれが理解しているからこその文化なのでしょう。
バグが発生した時も、まずは修正。その後、原因調査⇒再発防止策・・・と「バグは出てしまうもの」という
認識の元、その後の対応を重視しているイメージ。
間違ってもその人を咎めたりはしない、そんな雰囲気。すばらしいです。
SES企業の時は、自分が部外者のように見られている気がして。
いや、気がするだけだったと思いますが。
特に何をされたわけではないので。
おわりに
すごい身内褒め。本音だからしょうがない。
もちろん悪い所も挙げればあるのでしょうが、SESと比較すると微々たるもの、かな?
端的に言うと社内で協力して開発できる環境って良いよねという事なのですが、
SES企業で「このままじゃいけない」と思えたからこそ転職に踏み切れたので、
SES企業にいた時間が無駄だったかというと、そうではないと思うのです。
ただ、現状に不満な点があるなら行動する方が良いという事を言いたいです。
その時所属している会社が全てではないので。