私の会社で障害管理、工数管理を主な目的としてRedmineを導入して3年ほど経ちますが、Redmineへのチケット登録、工数入力を適宜行ってくれるメンバーと怠ってしまうメンバーに分かれてきました。
登録を怠ってしまうメンバーが、そもそもなぜ登録を怠ってしまうのか、Redmineの良さに気付いてもらうには、どうすれば良いのか。
そんな事を現状から考えてみます。
チケット登録、工数入力を怠ってしまう原因1:チケットの粒度が小さすぎる
「予定工数:0.5h」とかのチケットがたくさん有って一覧表示しただけでうんざり。
作業自体は完了しても、各チケットに実工数を入力して、ステータスを終了にして・・・という作業が
面倒くさくて放置してしまうパターン。
そして月末に帳尻を合わせるように工数を入力し、正確ではない情報が蓄積していく。
対策:1つのチケットの粒度は2h~2、3人日くらいを目安にする
個人的な目安として。これが正解ではなく。
というか現場ではその粒度を意識していて段々とRedmineに入力してくれるようになってきたので。
もちろん粒度大きすぎても問題なのですが。2h~3人日が目安と思ってます。
・・・ベストな粒度が知りたい。
チケット登録、工数入力を怠ってしまう原因2:メリットが感じられていない
そもそも「何でRedmineに登録する必要があるの?」という状態。
導入時にメリットを伝えきれていなかったりすると、こうなるのかな?
対策:Redmineを活用する姿を見せる
意外とこれが有効なのかも。
過去のバグについてのちょっとした質問の時に、チケットを見てパッと答えたり、
プロジェクトの情報をwikiに書いて共有したり。
とにかく必要な情報はRedmineに集約させて「Redmine見ればわかる」という感じに仕向けてます。
※Excelやらの資料がある場合は、そのファイルへのパスを書くのみにして情報が2重管理にならないように注意しつつ。
だんだんと情報が集まり、Redmineを使ってくれるようになってきました。
チケット登録、工数入力を怠ってしまう原因3:そもそも面倒くさい
原因1と少し重複するけど、チケットの粒度に関係なく面倒くさがってしまう。
こっちは性格上の問題。
性格上の問題なので難しい。
面倒くさがっている人に、ただ「入力してください」と言っても入力してくれないだろうし。
(そこそこ権力がある人が言えば別かもしれないけど)
対策:入力効率化のプラグイン導入
一社員ができる事としては、せめてプラグイン等の導入でいかに楽に入力してもらうか、と言う所でしょうか。
Work timeプラグインは入力を怠けてしまう人に向いてそうな気がしました↓
入力せざるを得ないような仕組みを作って、無意識にチケット登録、工数入力できるのが一番理想なんですが。。。