RedmineのEasy Ganttプラグインを使ってみた感想。

RedmineのEasy Ganttプラグインを使ってみた感想。
                 
最終更新日から90日以上経過しています。

Redmineの標準のガントチャートの力不足感が凄かったので、リッチなガントチャートを表示するプラグイン「Easy Gantt」を導入しました。
これはRedmineを使うのであれば、必須のプラグインと言い切れる程に素晴らしいプラグイン。

色々触ってみたので感想をまとめます。

導入時の記事も合わせてご覧下さい。

機能概要

全体

プラグイン画面全体はこんな感じ。

チャート部分が標準と比べてゆったり表示されているので、非常に見やすいです。
表示期間は「日間」「週間」「月間」の3種類から選択可能。
標準のガントチャートでは表示されない、「優先度」、「担当者」が表示されるのは非常に嬉しい。

タスク一覧部分

タスク一覧部分に注目してみる。

並び順は「開始日」の昇順、「チケット番号」の昇順のようです。

表示項目はデフォルトでは「題名」、「優先度」、「担当者」ですが、

上図のように、オプションから表示項目を追加/削除する事も可能です。

チャート部分

次にチャート部分。

土日はグレーアウトで表示されます。
標準では土日も平日も同じように表示されるので、これだけでも見やすくなります。
が、祝日は表示対象外です。(海外製なので当然といえば当然ですね)

目玉としては下記のように、

ガントチャート画面から「開始日」、「期日」を変更できる事でしょうか。
ただし1日単位でグリッドに吸着されるので、0.5人日等の変更はできないようです。

さらに驚いたのは関連チケットもここから変更できてしまうこと。

変更後はこのように矢印で関連性が表示されます。

さらにこの矢印をクリックすると、遅延日数を入力するダイアログが表示されるので、
任意の日数を入力すると・・・

遅延日数がこのように表示されます。

チケット詳細画面から確認すると「関連チケット」の「開始ー開始」で
関連付けられている事がわかります。(3日分遅延して24日から開始している)

ちなみにチケットの後ろから別のチケットに関連付けると、「次のチケットに先行」や、

「終了ー終了」の関連性を設定できました。

また、画面で何かしらの変更を行った場合、チャート右上から「保存」を忘れずに。

画面から編集できない場合、編集モードになっていない恐れが有ります。
「ツール」の「編集」から編集モードを切り替える事で編集可能になります。

 

一番の驚きは、ここまで紹介した機能が全て無料版でも使えるという事・・・。



無料版でできない事

「ツール」から表示される、「クリティカルパス」、「ベースライン」、「リソース・マネジメント」は有料版限定機能。

あえて不満をあげると・・・

無料版を使わせてもらっていて不満を言うのもおこがましいですが・・・。

表示項目を追加しても列幅が自動調整されない。
(下図は「予定工数」を追加した時)

手動で幅調整ができるので、そこまで問題ではないのですが・・・。

感想

無理やり不満をあげましたが、それ以外は無料版でも十分すぎる機能。
やはり必須プラグインと言って良いでしょう。

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