kintoneでお客様からの問い合わせを管理してみた結果

kintoneでお客様からの問い合わせを管理してみた結果
                 
最終更新日から90日以上経過しています。

今までメールで問い合わせを受け付けて、メールで回答していたお客様に、

「kintoneでやり取りしましょう」と提案してみた所、

快諾して頂けたので、早速導入してみました。

 

kintoneのカスタマイズしているんだから、問い合わせの管理もkintoneでやったほうがスマートなのに。。。

と前々から思っていたので、ようやく実現できました。

kintoneで問い合わせ管理する前

基本的にメールでやりとり。

メールで受け付けて、メールで回答。

メールでやりとりしていると、こんなデメリットがあります

履歴の参照が難しい

メールを見返すとこんな感じになっているんです↓

Re:○○の件について

ReRe:○○の件について

ReReRe:○○の件について

そして続いていく内に、そのメールの内容は「○○の件」から脱線して

別の件の内容になっていたりします。

で、後々履歴がわからなくなって同じやりとりをしてしまったり。

これでは後々問い合わせの回答見返したい時に、すぐに見つからない・・・。

問い合わせへの回答漏れ

複数の問い合わせを並行して受け付けた場合に、

一方は回答して、一方は回答していない、なんて事もあったり。

お客様が気付いて催促してくれる場合はまだ良くて、

自分もお客様も気付いていない場合、問い合わせが宙に浮いてしまって

納品直前に気付くとか・・・考えたくもないですね。

他メンバーへの共有ができない

CCで他メンバーが入っていたり、入っていなかったりして共有できないとか。

自分がプロジェクトを離れる時に、問い合わせ履歴を全てまとめなおしたり。

そんな作業が必要でした。

kintoneで問い合わせ管理をするようになって

端的に言うと上記は全て解消されました。

が、幾つか注意点も有ります。

「スペース」ではなく「アプリ」でやりとりする事

ここは声を大にして言いたいです。

スペースではなく、アプリを用意してやりとりしましょう。

kintoneは様々な所でユーザー同士のコミュニケーションが可能で、スペースでやりとりする場合、

こんな感じ↓

手軽で良いかなとも思うのですが、これだと実はメールでやり取りしているのと

あまり変わっていないです。

結局、後々見返した時にわかりにくいし、どれが回答済みなのかもわかりにくい。

※スペースのコメント機能の批判では無く、問い合わせの管理には不向きという事。

 

公式でアプリのテンプレートが幾つか用意されていて、ちゃんと問い合わせ管理用の

アプリテンプレートもあるのでそれを利用しましょう。

通知設定を忘れずに

業務時間中ずっとkintoneの画面を開いているわけではないので、

問い合わせに更新が有った場合に通知が来ないとスピード感が出ません。

下記の通知設定が行われていないと更新のメール通知が来ないので注意

kintoneシステム管理 > 利用する機能の選択

「通知のメール送信機能を利用する」にチェック

個人設定

メール通知「自分宛の通知のみメールで受信」を選択

※言わずもがな「すべての通知をメールで受信」でも通知が来ますが、そこまでは不要かも。

おわりに

せっかくkintoneのカスタマイズしているんだから、上手く使いこなしていかないと、という気持ち。

「問い合わせ管理アプリ」はテンプレートのまま使用しても充分使えるかと思いますが、

僕が実際に使っているアプリはテンプレートから、かなりいじっているので、

それについても後日書きたい。

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